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技術コラム

2021年2月4日溶接ヒュームが特定化学物質の規制対象に!対策方法は?│名古屋工場工事・メンテナンス.com(愛知県)

はじめに

「溶接ヒュームに関して、法改正が行われ対策が必要になると聞いてはいるが、具体的に何を行えばよいかわからない」「粉塵で工場内がくすんでおり、何とか作業環境を改善させたい」「集塵機を導入したいがどの製品を導入するべきかわからない」製造業の現場で働く方・現場管理を行う方の中には、溶接ヒューム対策をしたいと思いながら、わからないことが多く、大きな労力・コストがかかるとうんざりしておられる方もおられるのではないでしょうか。また、4月に法律が改正されると聞いてはいるが、現場レベルでの具体的対策が明かされておらず、頭を抱えておられる方もたくさんおられるかと思います。そこで、この記事では溶接ヒュームが発生する製造業の現場で働いている方・現場管理を行う方向けに、溶接ヒュームの対策方法についてまとめていきます。

溶接ヒュームとは

溶接ヒュームとは、溶接の際に発生するミクロン単位の金属蒸気のことを言います。この溶接ヒュームは、溶接の際に空中に飛散・浮遊するという特徴があり、冷却された後に粉塵になります。 この粉塵が原因となり人体に与える影響は大きく2点存在すると言われています。

①じん肺

じん肺は、粉塵を人間が吸い込むことで肺胞に蓄積されやがて肺の正常機能に影響を及ぼします。

②ガン

溶接ヒュームには、発がん性物質として知られるマンガンが含まれています。

今すぐ対策が必要な理由

早急に対策が求められる理由としては、法律の改正が行われることが挙げられます。具体的には、労働安全衛生法施行令の一部を改正する特化則が令和2年4月22日に公布及び告示され、令和3年4月1日から一部施行される予定です。溶接ヒューム対策を行うポイントは、厚生労働省の以下の記事にまとまっております。

厚生労働省:労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令等の施行等について
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc4981&dataType=1&pageNo=1 (accessed 2020-11-05)

改正が行われてからの対応では、機材等が品薄になる可能性もあり対策が遅れてしまう可能性があります。今から具体的な対策を行い法律の施行に備えましょう。

水洗等によって毎日1回以上掃除するとあるが・・・

改正案の内容で、アーク溶接の作業現場の床は水洗で容易に掃除可能で粉塵が飛散しない方法で、1日1回は掃除すると記載されています。金属アーク溶接等作業に労働者を従事させるときは、当該作業を行う屋内作業場の床を、水洗等によって容易に掃除できる構造のものとし、水洗等粉じんの飛散しない方法によって、毎日1回以上掃除することを義務付けたこと。しかし、水で掃除をすると、「定盤が錆びる」「漏電を起こす」といったトラブルが想定されますので、一体どうすれば良いのか困っている方も多いのではないでしょうか。

水洗で起こる問題を解決できる「ケルヒャーの掃除機」について

普通の水洗浄では、上記で記載した問題(定盤の錆び・漏電)が発生してしまいます。これらの問題を解決できるのがケルヒャーの【超高性能(HEPA)フィルター付き真空掃除機セット】です。

ケルヒャー超高性能HEPAフィルター付き真空掃除機セット

こちらの掃除機は、厚生労働省から推奨されている製品です。溶接ヒューム対策の義務化に伴って毎日の清掃に最適なツールとしてお使いいただけます。多くの企業様で選ばれており、安心・安全な労働環境作りに貢献します。こちらの「ケルヒャーの掃除機」は弊社でも取り扱いがございますので、気になる方は気軽にお問合せ下さい!