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技術コラム

2023年3月22日倉庫の改修工事はいつすべき?耐用年数から判断しましょう│名古屋工場工事・メンテナンス.com(愛知県)

劣化が気になっているためにそろそろ改修しようと思っている方も多いでしょう。
しかし、実際に改修するとなるといつやるべきかわからなくて迷いますよね。
そこで今回は、改修工事をすべきタイミングの見極め方について紹介します。
また、改修工事をした方が良い理由についても併せて紹介します

□倉庫の耐用年数について

結論から申し上げますと、倉庫のメンテナンスに関しては耐用年数から見極めると良いです。
実際に倉庫の耐用年数について見ていきましょう。倉庫の耐用年数は、以下の通りです。
・テント倉庫:15〜20年
・鉄骨造:30〜40年
・金属造:30〜40年耐用年数は上記の通りです。
しかし、倉庫の立地や天候、資材によって劣化の状況は変化します。
そのため、耐用年数から判断するのが基本ではありますが、劣化状況によっては耐用年数が来る前に改修工事をした方が良い場合もあります。鉄骨造や金属造であったとしても10年を経過すれば、さまざまな部分に劣化症状が現れ始めます。
そのため、10〜15年で定期的なメンテナンスをすることがおすすめされています。
メンテナンスのタイミングで劣化が深刻であれば、その時に補修をした方が良いでしょう。先ほど耐用年数から判断するのが基本だとは伝えましたが、それが全てではありません。
耐用年数を参考にしながら、劣化状況に合わせて改修工事を進めましょう。

□改修工事をした方が良い理由

改修工事というのをした方が良いのはわかっているけれど、安く済むものではないですよね。
倉庫の規模によっては数千万円かかることもあります。
そのため、なかなか決断できない方もいらっしゃるでしょう。
そういった方のためにここでは、改修工事をした方が良い理由について紹介します。・資産を守るため
倉庫の中には、企業にとっての資産となるものがたくさんありますよね。
もし改修工事をしなかったためにこれらの資産に被害が出てしまうことがあっては大変ですよね。資産価値が下がり、改修工事もしなければならないとなれば、当初の改修工事の予算では賄えなくなるでしょう。
改修工事をして資産を守れる状況を確保することをおすすめします。・企業のブランドイメージを守るため
改修工事をすることはブランドイメージを守ることにも繋がります。
倉庫に対してなかなか清潔なイメージを持っている方は少ないです。
しかし、最近では内観だけではなく、外観も洗練された倉庫が多いです。外観が汚いために、「あそこの商品は買いたくないな」と思われることがあるかもしれないですよね。
改修工事をすることで倉庫を綺麗な状態で保てていれば、こうした機会損失を防げるでしょう。・従業員の働く環境を用意する
メンテナンスをすることによって倉庫が綺麗になれば、それだけで従業員のモチベーションは高まるでしょう。
また、それだけでなく、不具合やトラブルを解消することにも繋がります。
不具合やトラブルが解消されることで、日々の業務における集中力アップも期待できるでしょう。
働く人たちの環境を整えることは、企業にとって大きなメリットです。・コストカットにつながる
確かに改修工事の費用は高いです。
しかし、長い目で見ていくと実際はコストカットにつながることになるでしょう。特に倉庫内の気温が高くなりすぎる場合は、遮熱塗料を使用することで温度の上昇を抑えられます。
そして、それが結果的に電気代の節約につながるということです。月額の節約金額は少ないと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、空調を過剰に使用することの方が長い目で見た時に、かなりの金額になってしまうでしょう。
そのため、改修工事をして無駄なコストを減らしていくことは大切です。

□耐用年数を伸ばすには点検も大切

耐用年数が来るよりも早く改修工事をすることに抵抗がある方は多いでしょう。
確かに耐用年数まで持ち堪えられるのであればそうしたいところです。
しかし、現実はそうはいかないことが多いでしょう。実際に耐用年数まで寿命を伸ばしたい場合はどうすれば良いのでしょうか。
それはズバリ定期的な点検、メンテナンスをすることです。主に3つの部分を点検していくことが大切です。・外装
こちらには屋根の再塗装から防水処理、ひび割れなどの点検です。
場合によっては屋根を葺き替えが必要になることもあるでしょう。また、屋根だけでなく外壁の状態も確認する必要があります。
外壁の再塗装、ひび割れやコーキングの修繕、そして外壁の張り直しです。・内装
内装の場合は、内壁を点検します。
また、建具についても忘れずに点検しておくことをおすすめします。・構造部分
構造部分に関しては、柱や床、梁、基礎、階段といった部分が含まれます。
そのため、それぞれの箇所を点検した上で、補強をしたり、交換をしたりしましょう。
場合によっては建て替えが必要になることもあります。

□まとめ

今回は、改修工事をすべきタイミングの見極め方について紹介しました。
耐用年数を基準にして改修工事を行うことが大切です。
しかし、倉庫の劣化状況というのは、環境によって大きく変化します。
そのため、耐用年数と劣化状況を見極めた上で、改修のタイミングを見極めることをおすすめします。