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技術コラム

2026年2月13日ホイスト・クレーンが動かない!現場で確認すべき4つのチェックポイントと復旧・修理の手順

点検

「ラインが止まった」「荷揚げの途中でホイストが動かなくなった」

製造現場や出荷ヤードにおいて、天井クレーンやホイストの突発的なトラブルは、生産計画を狂わせる最大のリスク要因です。特に、納期が迫っている中での設備停止は、担当者様にとって一刻を争う事態かと存じます。

本記事では、製造業の現場を知り尽くした専門商社の視点から、ホイスト・クレーンが動かなくなった際に現場でまず確認すべき初期診断ポイントと、業者へ依頼する際の判断基準について解説します。

電気的なトラブルから機械的な故障まで、冷静に状況を切り分け、最短で復旧させるためのガイドとしてご活用ください。

基本のチェックリスト

故障を疑う前に、意外と見落としがちなヒューマンエラーや安全装置の作動を確認しましょう。多くの「動かない」トラブルは、実は以下の3点で解決するケースが多々あります。

非常停止ボタン(EMS)の状態

ペンダントスイッチ(操作ボタン)にある赤い「非常停止ボタン」が押し込まれたままになっていませんか?

作業終了時に安全のために押したまま忘れていたり、移動中に誤って接触してロックがかかったりしている場合があります。ボタンを右に回して解除(リセット)し、「カチッ」という音がするか確認してください。

元電源・ブレーカーの確認

ホイスト本体だけでなく、工場側の分電盤にあるブレーカーが落ちていないか確認してください。他の設備と電源を共有している場合、過負荷でトリップしている可能性があります。

また、キャブタイヤケーブル(給電ケーブル)が断線しかけていないか、目視で確認できる範囲でチェックしましょう。

操作スイッチ(ペンダント)の接触不良

操作ボタンを強く押し込まないと動かない、あるいは特定の方向(「上」だけ動かない等)の場合、ペンダントスイッチ内部の接点不良や、内部配線の断線が疑われます。

特にコードを引っ張ってホイストを移動させるような(本来NGな)使い方をしている現場では、ケーブルの根本で断線が起きやすくなります。

サーマルリレーと電磁接触器

基本チェックで問題がない場合、制御盤内部での電気的なトラブルの可能性が高まります。ここからは、保全担当者様向けの内容となります。

サーマルリレーのトリップ確認

モーターの焼損を防ぐ「サーマルリレー(熱動継電器)」が作動していませんか?

定格以上の電流が流れた場合や、頻繁なインチング操作(寸動)を繰り返した場合、サーマルがトリップして回路を遮断します。

制御盤内のリセットボタンを押すことで復旧する場合がありますが、なぜトリップしたのか(過負荷、欠相、モーター異常)の原因究明をしないと、再発してモーターを焼き切る恐れがあります。

電磁接触器(マグネットスイッチ)の寿命

ボタンを押した時に、制御盤から「カチッ」という音がしますか?

音がしない、または異音がする場合、電磁接触器のコイル断線や接点の溶着・消耗が考えられます。これらは消耗部品であり、一定の使用回数を超えると交換が必要です。

「動かない」は危険信号!修理か入替かの判断基準

ホイスト・クレーンの法定耐用年数は一般的に減価償却上で12年とされていますが、実際の寿命は使用頻度(負荷率)やメンテナンス状況に大きく依存します。

もし、以下の症状が出ている場合は、単なる修理ではなく「リニューアル(載せ替え)」を検討すべきタイミングです。

  • 異音が大きくなってきた(ギアボックスやベアリングの摩耗)
  • ワイヤーロープの素線切れやキンクが目立つ
  • ブレーキの効きが悪く、荷が滑る
  • メーカーの部品供給期限が切れている(旧型モデル)

特に、1990年代以前の古いホイストを使用している場合、修理部品の調達に時間がかかり、その間ラインが停止し続けるという「見えないコスト」が発生します。

安全とコンプライアンスの視点

クレーン等安全規則により、吊り上げ荷重0.5トン以上のクレーンは定期的な自主検査(年次点検・月次点検)が義務付けられています。「動かなくなった」トラブルは、日々の点検不足が引き起こす労働災害の予兆かもしれません。

当社の事例

私たち有限会社パール金属は、単なる機器販売だけでなく、工場インフラの維持管理・メンテナンスまで一貫してサポートできる体制を整えています。画像をクリックすると詳細ページをご覧いただけます。

クレーン修理事例

クレーン修理事例

 

定期点検

 

チェーンブロック定期点検

迅速な現場対応と代替提案

「メーカー修理だと1週間待たされる」といった場合でも、当社であれば地域のネットワークを活かし、迅速な一次対応や代替機の提案が可能です。

既存のレールやサドルを活かしつつ、最新のインバータ制御ホイストへ載せ替えることで、作業時の荷振れを抑制し、安全性を向上させた事例も多数ございます。

ホイスト以外の「工場のお困りごと」も解決

ホイストが止まる原因が、建屋側の電源トラブルや、老朽化した走行レールの歪みにあることも少なくありません。当社は電気工事から重量物の据付、溶接加工まで、工場設備に関するあらゆる「困った」に対応可能です。

 

ホイスト・クレーンのトラブル解決ならパール金属におまかせください

「今すぐ動かしたい」「頻繁に止まる原因を突き止めたい」「次の点検で見直したい」。

ホイスト・クレーンのトラブルは、生産活動に直結する緊急課題です。

ご自身で原因が特定できない場合や、危険を伴う高所作業が必要な場合は、無理に触らずプロにご相談ください。中部地区・愛知周辺の製造現場を熟知した私たちが、最適な解決策をご提案いたします。

ホイストの修理、点検、入替工事のご相談は、有限会社パール金属へぜひお問い合わせください。

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