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技術コラム

2021年6月14日法定義務!!天井クレーンの点検基準と費用は?│名古屋工場工事・メンテナンス.com(愛知県)

皆さん、こんにちは!

天井クレーンは法定により、定期的な点検が必要なことは知っていましたか?
今回は、天井クレーンの設備を所有している工場や倉庫に、法律で義務付けられている点検の基準とそれにかかる費用について解説します。

「点検義務は知っていたが、詳しい基準や費用がわからない」

実際に点検を行う様子や事例を知りたい!

という方は、ぜひ最後までご覧ください!

1.天井クレーン点検の基準

まずは、天井クレーンの点検基準について解説していきます。
天井クレーンの設置業者は、1年以内ごとに1回、および1カ月以内ごとに1回の自主検査を行うことが義務付けられています。
検査の対象となるクレーンは、下記の3つです。

・つり上げ荷重0.5トン以上の全てのクレーン
・つり上げ荷重0.5トン以上の全ての移動式クレーン
・ その他クレーン等安全規則の適用を請けるデリック、エレベーター、建設用リフト及び簡易リフト

なお、自主検査、点検の結果の記録は、3年間保存しなければいけません。

天井クレーンの検査項目、検査方法および判定基準は法令に明記されており、以下の9項目が対象箇所になります。

1.ランウェイ部分
2. 鋼構造部分
3. 走行機械装置
4. 横行機械装置
5. 巻上機械装置
6. 潤滑装置
7. 電気関係
8. 安全装置
9. 荷重試験

各項目ごとにも、検査対象が細かく指定されているので、詳しくは厚生労働省監修の「天井クレーンの定期自主検査指針」をご覧ください。

▼参考
■天井クレーンの定期自主検査方針/中央労働災害防止協会
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-13/hor1-13-5-1-0.htm
■天井クレーンの定期自主検査者に対する安全教育について /一般社団法人日本クレーン協会
http://www.cranenet.or.jp/hourei/tentei.html

2.天井クレーン点検の費用

天井クレーンの点検費用は、クレーンの荷重の種類や大きさ、メーカー、クレーン高、現状の状態によって
大幅に異なってきます。

ちなみに、休日や、深夜などの時間外検査、年末年始などの期間は、価格が上乗せされるケースもあります。
できるだけ費用を押さえたいという場合は、平日に検査を行うのがよいでしょう。

3.天井クレーンの点検事例

弊社では、日立 t2.8用チェーンブロックの定期点検を行いました。
依頼を受けた、年次定期自主検査では、以下の箇所を検査しております。

・構造部分、機械部分、電気部分の異常の有無・ワイヤロープまたはつりチェーンの異常の有無
・ つり具の異常の有無
・ 基礎の異常の有無
・ 荷重試験

上記の定期自主検査を毎年実施しております。

>>> 詳しい事例内容はこちら!

このように当社では、天井クレーンの点検工事を対応させて頂きます。
また、あらゆる工場の設備機器を点検・保全可能にも対応したしますので、ぜひ一度お声がけ下さい。

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